「周囲とうまくやっていく自信がない」
「忙しすぎて毎日が辛い」
など悩みを持っている
看護師さんはたくさんいます。

実際新卒の看護師さん
12~13人に1人
1年で職場を辞めているそうです。

SNSを見るだけでも1年目で
「辞めたい」
と考えている看護師さんが
たくさんいることがわかります。

看護師1年目です。
もう正直辞めたいです。
同期もみんな壮絶な
勤務体系に悩んでいます。
もともと人が足りない病棟なので、
新人で入ったときから
戦力として扱われて
今になって
なんでできないの?といわれる始末。

5月から夜勤や
緊急入院をとったり、
もう疲れました。
新人担当の仲いいプリセプターに
相談すればそれは全部
副師長や主任に筒抜け、
態度に出されます。

わたしのところは、
ラダーをとらないと
休暇をいただけなかったり
評価もされなかったり…

ずぅ~っと伝統のような
陰湿なイジメは文化だそうで、
そんな先輩や師長も
看護部長までも独身だらけよ。

有休休暇は本人で申請するものでなく
師長に決められて、
やっと休みだわ!って時は
看護研究で出ないとならなくて、
残業をつけても
師長が修正するのが当たり前…でした。

人の生命に関わるプレッシャーに
ストレスで心身が疲れきってしまいました。

 

このように、
少し探すだけでもたくさんの
看護師さんが辞めたいと考えています。

 

また、他にも下記のような理由で
転職するか悩んでいる1年目の方も。

  • 先輩や同期と人間関係が悪くて毎日が苦痛だ
  • プリセプター(先輩看護師)に悩みを相談しにくい
  • 職場が遠くて通勤が厳しい
  • 病院の規模が大きすぎて忙しい
  • 研修やイベントが多くて休めない
  • 残業が多く、サービス残業になることも多い
  • 患者さんの命を預かるプレッシャーに耐えられない
    など

 

実際、
入職したばかりということもあり
辞められず、心や体を壊してまで
我慢している看護師さんも多いのですが、
1年目だからと我慢しなくても
転職は十分可能です。

 

 
 

1年目新人看護師の離職率は7.8%

「1年目で辞めるなんて甘え?」
と思う看護師さんもいるかもしれません。

しかし
公益社団法人日本看護協会が
実施した調査では、
新卒看護師の離職率は7.8%

過去5年の調査でも
新卒看護師の離職率は
いずれも7.5%以上と、ほぼ横ばい。
毎年、新人看護師の約13人に1人が
離職していることになります。

この調査からもわかるように、
1年目で看護師を
辞めたいと思っているのは、
自分だけではないのです。

 

1年目の看護師の「辞めたい」理由

人間関係が悪くて辞めたい

看護師の業界は
一般企業と違う勤務体制や
指導システムをとっているため、
人間関係も複雑です。

 

先輩看護師・師長・ドクターなど
さまざまな立場の上司との関わりや、
指導してくれるプリセプターとの相性。

さらに患者さんとの関わりなど
いろいろな人間関係に
対応しなければなりません。

 

単純な好き嫌いといったことから、
指導してもらえないという
重大なトラブル。

セクハラやパワハラなど
企業の体制にまで及ぶ事まで、
どこで問題が起こるかわかりません。

看護師1年目は
ただでさえ覚えることが多く忙しいのに、
人間関係のトラブルまで
抱えてしまっては、
辞めたいと思うのも当然ですね。

 

看護業務が理由で辞めたい

看護師の1年目は臨床の厳しさに
リアリティショックを受けやすく、
看護師として続けられるか
自信をなくすことも多いのです。

医療ミスに対する不安や
患者さんの命を預かるプレッシャー。

特に患者さんの死は
ダメージが大きいです。

また、
看護師としての知識や技術を
高めるための研修や勉強会などが多く、
負担だと感じる人もいます。

 

労働環境が悪くて辞めたい

労働環境を変えるのは、
企業との交渉が必要です。

残念ながら
1年目の看護師ができるのは、
師長に訴えることぐらいでしょう。

からといって
可能性はゼロではありません。

 

最悪、労働環境の
改善が見込めない時は
転職を考えてみるのがいいでしょう。

 

看護師1年目で辞めるのは不利?マイナス面も要チェック

まずは1年目の看護師が辞める場合の
メリット、デメリットを
比較してみることが大切です。

1年目で辞めるデメリット

看護師が1年目で転職するのを
企業側はどうみているのでしょうか。

一から教える必要がある

看護技術が未熟なので
教育をする必要があることが
一番のデメリットとして
捉えられる場合があります。

社会人としてのマナーが確立しているのか

社会人としての経験が浅いため、
マナー面を不安要素に
されることがあります。
1年未満の転職に社会人としての
資質を疑われることも。

即戦力にならない

即戦力を求める病院は多く、
技術不足が転職には
不利になる可能性があります。

ここもすぐ辞めるのでは?

いわゆる
”辞め癖”があるのではないかと
疑われがちです。

1年目でも辞めるべき状況

しかし、
このようなマイナス面を考慮しても
辞めた方が良いのは次のような場合です。

  • 給与や福利厚生制度などの待遇面に明かな問題がある
  • 教育制度がない
  • セクハラやパワハラが状態化している

いずれも病院の体制に問題があるので
改善には時間がかかります。

このような病院では待遇面だけでなく、
看護師としての技術の向上は
見込めないでしょう。

キャリアとして認められなければ、
その後の転職にも
不利になる可能性があります。

 

1年目で辞めなくても対処できる可能性がある状況

逆に転職しなくても対処できるのは、
次のようなケースです。

上司や先輩の指導が厳しい

いじめや指導しないのは問題ですが、
指導が厳しい上司や先輩は
新人看護師にとっては、
ある意味ありがたい存在です。

未熟なうちは誰だって、
厳しい叱責を受けますが、
技術が向上して
業務をこなせるようになれば
怒られることは減ります。

むしろ新人に指導も教育もなく、
早々に独り立ちさせられる施設は、
医療ミスを起こすリスクが高く
危険なのです。

看護師としての技術に不安がある

初めから看護技術に
自信がある人はいません。

日々の勉強と臨床経験を積むことで
技術を高めるしかありません。

まずは現在の職場で
習得できる技術を身につけてからでも
転職は遅くないでしょう。

希望の科に配属されなかった

目指してきた看護師像との違いに
ショックを受けているかもしれませんが、
どの科に配属されても
学ぶべき技術と知識はあります。

せっかく配属されたことをチャンスにして、
学べることは全て身につけるくらいに
貪欲になってみましょう。

 

1年目の看護師が転職に有利になることもある

看護師1年目の転職は
全てに不利なのかと言えば、
実は有利に働くこともあります。

「1年も仕事が続かない人」
という悪いイメージが
先行している場合もあるので、
転職理由を明確にして
意欲を見せることが大切です。

むしろ1年目をメリットとして
自分の価値を高めることで
転職活動をスムーズに進めましょう。

伸びしろや体力がある

看護技術を身につけている途中なので
伸びしろがあり、
年齢的にも体力があることが強みです。

再起をかけているので意欲がある

より良い看護師に成長することを目指す
前向きな転職であるという意欲が、
好意的に評価される可能性があります。

看護技術が確立しておらず、新しい職場に馴染みやすい

看護方法を確立していない分、
ヘンなくせも付いてなく
新しい職場に馴染みやすいでしょう。

 

コンサルタントへ相談できる転職サイトが重要

そして1年目看護師の
心強い味方になるのが転職サイトです。

転職サイトを利用すると、
担当のコンサルタントが入職までを
きめ細かくサポートしてくれます。

退職に至った理由のヒアリングから、
どこに転職すれば悩みを解消できるかなど
アドバイスをもらうことができ、
自分に合う職場を見つけやすくなります。

 

また、新人看護師では
対応に困るような各種手続きや
転職のノウハウがあるので安心感があり、
病院情報も豊富なので、
給与や福利厚生などの
直接は問い合わせにくい内容も
確認できるのがメリットです。

 

1年目看護師が辞める時知っておくべきこと

1年目の看護師が辞める時、
事前に押さえておきたいことがあります。

気になる賞与や
有休の取得についてなど、
6つの項目について解説します。

賞与をもらおう

賞与の支給日を挟んで退職する場合には、
賞与は支払われます。

賞与の支給月は
一般的に6月、12月なので、
現在の職場の賞与の支給日を
確認しておきましょう。

転職するのに賞与はもらいにくいと
思うかもしれませんが、
賞与はこれまでの労働に支払われる
対価なので問題なく受け取れます。

たとえ有休消化に入っていても、
退職日が賞与支給日の後であれば
賞与は支払われます。

 

有給の取り扱い

有給取得は労働者の権利なので、
退職が決まっていても
在職中は有給を取得することは可能です。

看護師1年目でも有給は支給されるので、
有休を消化したい人は、
その旨を職場に伝えましょう。

ただし、
看護師が不足している病院は多いので、
完全に有休を消化したいのであれば、
早めに退職の意思を
伝える必要があります。

次の看護師を確保できない限り、
なかなか
有休消化は認められないからです。

 

奨学金の返還

 

私は奨学金を3年かけて働いて返すことになるのですが、もしやめるなら、その金額を全部払わなきゃいけません。

 

病院から奨学金を受けて
学校に通っていた人は、
奨学金の返済を免除してもらう代わりに
一定期間その病院に勤務することを
求めれる場合があります。

結論から言うと、
この期間中でも退職は可能です。

これは憲法22条
「職業選択の自由」が定めるもので、
労働者は自由意志で
労働環境を選ぶことができます。

途中退職に違約金を
請求する病院があるかもしれませんが、
支払い義務はないので、
請求された場合は労働基準監督署や
弁護士などに
相談することをおすすめします。

しかし、
奨学金の返済は必要になります。

 

既に病院で勤務した期間を
規定されている期間から差し引いて、
残りの期間分の返済を
求められる可能性があります。

返済方法については相談し
分割で支払えるようにしてもらいましょう。

転職先の病院が一括返済として
立て替えてくれる場合もあるので、
相談していてもいいでしょう。

 

退職までの流れ

退職の意思が固まったら、
直属の上司に退職の意思を伝え、
相談のうえで退職日を決めます。

転職先と入職日が決まっている場合は、
希望する退職日を伝えましょう。

後任者への
引きつぎのスケジュールを決め、
有給取得の希望があれば、
その日程でスケジュールも調整します。

引き継ぎ内容は
書面にまとめておくとスムーズです。

 

第二新卒の期間と扱われ方

第二新卒には
はっきりした定義はありません。

ただ新卒と言われるように、
新人と同じ扱いだと考えておきましょう。

そのため転職後もプリセプターがついて
指導を受ける可能性が高いです。

およそ1年間は新人として扱われ、
教育も行われるので、
この期間はしっかりと
基礎を固める努力が必要です。

 

看護師を辞めたいと思った時にとるべき行動

看護師を辞めたいのは
『職場』が原因なのか
『人間関係』が原因なのか、
『部署異動』をすれば解決するのか、
落ち着いて
もう一度考えてみることも大事です。

最終的に転職を選んだとしても、
『今よりも良い環境の病院とは?』
考えてみるべきでしょう。

 

部署異動をお願いしてみる

嫌いなプリセプターだったり、
相性の悪い同僚がいるなど
今の現場で頑張れないのなら、
部署異動を考えてみてはどうでしょう。

異動のタイミングが合えば、
新しい環境でリフレッシュして
お仕事に向かえるでしょう。

有給があれば一旦休んでみる

辞めたい気持ちを抑え込んでいると
心が病んでしまいます。

有休があれば
仕事から少し離れてみましょう。

気が置けない友人に
職場の悩みを話すだけでも
気分転換できますし、
旅行やスポーツ・趣味に
時間を使ったり、
好きなドラマの一気観はどうでしょう。

仕事をすべて投げ出して、
一旦フラットな気持ちで
今の職場でやっていけるのか、
辞めて転職するのかを考えてみましょう。

人間関係を改善する方法を考えてみる

今すぐにできるのは割り切ることです。

相手の顔色を見ているばかりでなく、
自分のため、
患者さんのために働くんだと
考えるのもいいです。

また、
「将来こんな看護師になりたい」と
尊敬に値する人がいないのであれば、
自分が思う理想の人に、
自分がなれるように
ステップアップするのが
『建設的な考え方』ではないでしょうか。

自分にあった職場がどこか考える

やっぱり辞めたいと思ったときは、
前向きに転職を考えましょう。

辞めたいと思っている職場で
嫌々働き続けるのに
意義はありません。

簡単に辞めるのは
「逃げ」ではないか、
と考えてしまう人もいるでしょうが、
そんなことはありません。

より自分に合った職場を
見つけるのが転職です。

つまり、
転職は非常にポジティブな
行為なのです。

自分ではどうしようもなくなったら、一度相談してみよう

「看護師1年目は本当に辛かった」
「1年目は辞めたい気持ちでいっぱいだった」
と振り返る
先輩看護師は少なくありません。

しかし、
1人で辞めたい気持ちを抱え込んで
看護師を辞めてしまう前に、
一度相談してみることも大切です。

同期にグチるだけでも
ストレス発散になるはずですよ。

 

それでも解決しなければ、
転職サイトに登録することを
おすすめします。

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看護師、1年目、まだ始まったばかりです!