看護師ときくと浮かぶのは

「手取り給料が多い」

「もらえるお金が安定している」

といった給与面ではないでしょうか。

 

しかし実のところは、

シフト制のため友人と休みがずれる、

毎日残業・夜勤でヘロヘロ…

もうこんな病院辞めてやる!

と考えている看護師も

たくさんいらっしゃるのが現状。

 

転職先で次に働くまでの間に

お休み期間があれば、

身も心も

リフレッシュすることができます。

 

そんな時こそ有給休暇を使えたら、

お給料付きの自由な時間で

次への準備が万全に行えるでしょう。

 

どれくらいの看護師が有給を使って

退職できているのでしょうか?

 

退職時に有給消化するかどうかで

師長と揉める職場も多いと聞きます。

 

そんな職場でも、有給というお休みを

満足にもらい転職するには

コツがあるのです。

 

転職のたびに毎回1ヶ月以上の

有給消化率をもつ私の私見も踏まえつつ、

その方法をお伝えしていきます。

 
 

看護師が転職で辞める…その時に有給は使えるの?

はじめに有給とは何か。

「有給休暇」とは、

労働基準法上に定められた

賃金の支払いのある

休暇のことをいいます。

 

「入社後6ヶ月間連続勤務」

「労働日8割以上の出勤」

などの一定条件を満たしていれば、

正社員でもパートでも

有給休暇が付与されます。

 

労働義務日を

休んでもよい日にしているもので、

労働者であるならば有給で

休暇をもらう権利があるのです。

 

申請されると、

有給休暇の拒否権を

雇用者側はもっていません。

 

また、その使用目的や用途は

労働者側の自由で、

あれこれと理由をつけなくても

申し出があったら与えることが

雇用者側の義務でもあるといえます。

 

ここまでの条件をまとめると、

有給休暇はもちろん退職でも

申請可能なことになります。

 

 

ただし、看護師という職種は

労働人数や人員配置を練った上で

勤務が組まれているので、

 

通常勤務表が出てから

有給を申し出ることはできません。

 

つまり、

勤務表ができあがる前に申請すれば、

労働基準法違反になるため

それを拒否できないのです。

 

このことは看護業界では

師長クラスは隠したいことで、

また、「無理だ」とあたりまえに

言う師長もたくさんいるため、

 

有給休暇というリフレッシュの期間を

使用できずに涙で枕をぬらす

看護師もたくさん

いらっしゃることでしょう。

看護師が転職で有給をもらうためには

しかしながら、通常の勤務でも

有給がもらえないのに、

退職のために有給消化できるのか不安…

そう思いますよね。

 

望んだとおりに有給をもらえるコツを

そっとお伝えします。

3~6ヶ月前には
退職したいことを伝え、
「有給消化」と希望も伝えておく

退職の3ヶ月前

退職希望を伝える

最低期間となっています。

 

また、勤務表をつくる場合、

前月から休み希望を聞いている職場が

ほとんどでしょう。

 

有給休暇申請は勤務表をつくる前では

却下する権利はないので、

前もって退職する月よりも早くから

伝えておくことにより、

有給消化せざるを得なくなります。

夏休みや年末年始など
他のスタッフが
たくさん休む月はよしておく

勤務表作成前でも

夏休みや年末年始などたくさんの人が

休む期間と重なった場合、

 

人員不足を理由に望んだとおりの有給が

もらえない可能性が高くなるため、

その時期はよした方が良いでしょう。

ボーナス後などの他にも
退職者が狙っているシーズンも外す

夏休みなどと同じ理由で人員不足で

望んだとおりの有給が

もらえないこともあります。

 

ボーナスをもらってからの

タイミングは大人気です。

 

早い者勝ちではないですが、

辞めるとを伝えた順に

有給の付与が優先されがちなので、

退職の報告はできる限りお早めに!

師長に気に入られておく

これは処世術でもあります。

同じ職場のスタッフ間でも

「◯◯さんの勤務は楽に組まれてるなぁ」

「あの人だけは勤務の希望がかなってない?」

そんな風に感じることはありませんか?

 

気に入られないよりは

気に入られていた方が

風当たりがないのは看護業界も同じです。

 

ただし、目立った媚売り態度は

他のスタッフから嫌われるリスクや、

ストレスになるためオススメしません。

 

日頃の勤務態度や、

師長からの依頼を快く受けるなどの

姿勢だけでも印象は違います。

ポジティブな姿勢をみせて応援してもらう

「◯◯が合わない」

「××が嫌だから辞めたい」

など、退職原因のほとんどは

ネガティブなことが多いでしょう。

しかし、病気などの理由以外での

ネガティブな転職は

歳が離れた師長からは

忍耐がたりない・根性がない等と

思われてしまうだけになります。

 

もらえる権利がありながら、

有給が捨てられて当然のような

習慣があるのは、

そんな心情をもつ人がたくさん

いるからかもしれません。

 

本音はネガティブな理由だったとしても、

できる限り退職理由を

 

「ステップアップしたい」

「◯◯にトライしてみたい」

「結婚する」

「引っ越す」

 

などポジティブなものに

してみてはどうでしょう?

 

未来が明るく、成長のため旅立つ後輩を、

最終的に応援しない先輩はいません。

 

前述したとおり、気に入られていれば

なおさらです。

 

例え気に入られていないとしても、

ポジティブな理由であれば

準備期間としての有給申請は

しやすいはずですし、

師長も承諾せざるを得ませんよね。

看護師の転職で有給がもらえなさそうだったら?

それでも

「辞めるなんて勝手でこまる」

「有給消化なんて人がいないのに無理無理」

「他のスタッフがかわいそうだと思わないの?」

など、グイグイと師長から

言われることもあるかもしれません。

 

想像するだけで気持ちがひるみますよね。

でも、でも、諦めないで!

 

円満退職できることが

理想ではありますが、

自分の休みである有給が

勝手に捨てられる時点で

円満ではありません!

 

威圧的な言葉で

拒否されるならなおさらです。

最終手段は…

労働基準監督署…いわゆる「労基」に

相談という手段をとる方法があります。

電話相談もタダでうけてくれます。

プリ
最終手段の
「労働基準監督署に報告・相談」は
どうしても話し合いでは解決しない場合です

労働基準法では

有給休暇=労働者の権利

のため、取得できないと相談されると

労働局からの調査が入るため、

 

「有給をくれないなら
労基に相談しますよ」

の一言で

すんなり希望が叶う例も

たくさんあります。

 

戦うことにする場合は、

申請と拒否は口頭上ではなく

書類上の証拠が必要です。

 

そこまでのことになることは

まれかと思いますが…

とことん戦わなければ

有給がもらえなさそうな場合は

要チェックです。

まとめ

  • 早めの退職願と有給消化願いを出す
  • 時期を見極める(ボーナス後や休暇シーズンは要注意!)
  • 日頃から師長に気に入られる・味方につけておく
  • 最終手段は「労基」に相談!

「立つ鳥あとを濁さず」

こんなことわざがあるくらい、

去るときも美しくあるべきという心情が

根付いているのが日本人。

 

有給消化をよしとしない習慣なのは、

そんな国民性だからかもしれません。

 

でも、毎日残業し、休みがズレる間に

ともだちも減り、夜勤もくり返し

ヘロヘロになるまで

働いてきたのですから、

もらえるお休みはいただきたい。

 

有給消化は悪ではなく、

与えられている権利…つまり自分が

命を削って働いてきた時間の

お返しですから諦めずにもらいましょう!

 

退職日から逆算をして、

ベストな時期を選び、

いつもの勤務態度や印象を

ポジティブにすることで

有給消化できるはずです!

 

ジョブデポ看護師の案内 ナースジョブ案内 マイナビ看護師案内